<p align="right"><span class="small-text">公開日: 2024-11-30<br>更新日: 2024-12-01 </span></p> # 棚卸しTips スポンシーの棚卸しを聞いていると「突然解雇された」とか「突然離婚された」とか、**「突然○○された」** という言葉が出てくることがよくあります。 これは棚卸しあるあるですね。 ここでスポンサーが言うことはひとつ。 &#13;&#10; 「人は基本的に、周囲と協力して生きていきたいと思っている(共存の本能)。そうじゃないと、社会も職場も家庭も地域も成り立たないからだ。だから本当に『突然』関係を切ってくる人は、特別な事情がある人を除いてそうはいない。 通常、相手はその決断に至るまでにさまざまな逡巡や、譲歩や、手を差し伸べることや、忠告や警告などをあなたに示したはずだ。あなたはそれらを基本的に拒絶するか無視してきたから、最終判断として○○されたのではないのですか? それはあなたの目には<span style="text-decoration: underline; text-decoration-color: #F5A9A9; text-decoration-thickness: 4px;">『突然』</span>に映るかもしれませんが、相手の目から見ると<span style="text-decoration: underline; text-decoration-color: #ADD8E6; text-decoration-thickness: 4px;">『できる限りの譲歩の果て』</span>なのではないですか?」 &#13;&#10; &#13;&#10; <center>・ ・ ・</center> &#13;&#10; 人間関係のトラブルにおいて「どちらか一方だけが悪い」なんてことはほぼありません。 相手も人間ですので伝えかたが下手だったり、余裕がなかったりと、さまざまな欠点があります。しかし、それはそれとして、まずは相手の目に映った自分の姿を見なければ12ステップは効果を発揮しません。 ここらへんの切り返しというか、ステップ4 ,5での「視点の転換」を提供できないスポンサーが多くなっているようです。 それではAAの回復はおぼつきません。修業しましょう。